書くザトウクジラ

寄り道こそ、王道。

222年ぶり公開!清水寺の秘仏「大随求菩薩」の魅力とは?

 

公開初日の3月2日に清水寺の秘仏を見てきました。実に222年ぶりの出来事なのだそうです。秘仏の名前は「大随求菩薩」。人生で初めて仏様に巡り合わせていただいたような、不思議でかつ、大変価値のある体験となりました。20代の私でも十分に楽しめたその魅力を、今回はたっぷりの情報量でお届けいたします!

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また僕の観光記を待ち望んでおられたユーザー層の方(たぶん待ってるの1〜2人くらい)は大変長らくお待たせしました! 

前回記事から丸一ヶ月も経過してました、えへへ

www.kakukujira.com

観光関連の記事は、ありのままを伝えて、いかに読者の方を「行った気にさせるか」また「行きたいと思わせるか」の二点が鍵だと思っております。

それらを踏まえた厳しい目でご覧いただけますと幸いです。

(自らハードルを上げていくスタイル)

 

✱本記事の清水寺に関する情報は、下記公式サイトを参照しています。

www.kiyomizudera.or.jp

 

 

 

秘仏公開のいきさつ

本年は、日本最古の巡礼路「西国三十三所めぐり」が始まって1300年。これを記念して随求堂の御本尊「大随求菩薩」を一般公開いたします。この仏さまは江戸時代に作られた高さ約1.1メートルの坐像で、通常は非公開の秘仏です。この随求堂で御本尊の居開帳を行うのは222年ぶりとなります。貴重なこの機会に、ぜひ随求菩薩さまとのご縁を結んでいただければ幸いです。

 

 

清水寺の秘仏「大随求菩薩」とは?

言葉を一つ一つ、公式サイトから参照して説明いたします。

清水寺について

音羽山清水寺の開創は778年。現代から遡ること約1200年前です。大きな慈悲を象徴する観音さまの霊場として、古くから庶民に開かれ幅広い層から親しまれてきました。古い史書や文学のなかには、多くの人々が清水寺参詣を楽しむ様子が描かれています。
京都の東、音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内には、国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並びます。創建以来、10度を超える大火災にあいそのたびに堂塔を焼失しましたが、篤い信仰によって何度も再建されました。現在の伽藍はそのほとんどが1633年に再建されたものです。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。

 

秘仏とは

秘仏(ひぶつ)とは、信仰上の理由により非公開とされ、厨子などの扉が閉じられたまま祀られる仏像を指す。(Wikiより)

 読んで字のごとくなのですが、非公開の仏像のことです。なにより、先祖代々その教えが一度も途切れることなく、222年もの間ずっと非公開にされていたことが素晴らしいです。その無垢な信仰心の深さは、同じ日本人として尊敬に値します。

 

大随求菩薩について

読み方は「だいずいぐぼさつ」です。

✱手元の公式パンプレットより参照

清水寺随求堂本尊の大随求菩薩は、私たちのどんな願い求めにも、すぐ随(したが)って叶えるよう働いてくださる大悲のお母さん仏で、シンボル文字は梵字(古代インド・サンスクリット文字)ハラです。

以下の文字です 。

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清水寺随求堂【胎内めぐり】も体験!

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胎内めぐりとは、大随求菩薩像が安置されているお堂の地下に我々人間が入らせていただくことを言います。✱下記、説明板の写真です

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 まず最初に、木製の歴史ある階段を下って降りていくのですが、本当に真っ暗で何も見えませんでした。もちろんスマホなどで、館内を照明させることは禁止されています。

 もしかしたら、私の邪念や煩悩がそうさせているのか?と思っていたら、他の観光客も「まっくらだ」と口々に言っていたので、やはり揺るぎない事実のようでした。

 真っ暗なのでひたすら左側の壁づたいに、前へ前へ抜き足差し足でジリジリ進んでいきました。やっと見つけられたのが、先の項でもふれた梵字の「ハン」という文字でした。その文字が彫られた大理石のような、円筒状の物体がぐるぐる、ゆったりと回転していました。暗闇の中、それは唯一光を放っていました。もちろん人工の光です。

 ただ、その光り方に特徴がありました。まるで本当にオーラを放っているかのような、ホワァとした柔らかく優しさのある光り方だったのです。私はどうも慣れなくて、暗闇の中を5分程さまよっていたので、その分、見つけたときの安心感が凄まじかったです(笑)上記写真の文言にもある、まさにホッと心が癒やされた瞬間でした。

 ご安心ください。実際この暗闇の中でしていたことは、ほぼ階段を降りて、踊り場(回転し光を放つ梵字のある場所)に到着し、階段を上るだけの動作しかしておりません。距離にして20メートル前後です。

 

〈胎内めぐりの趣旨〉 

✱手元の公式パンプレット参照

大悲母のお腹の中へ一度戻ってみませんか。目・耳・鼻・舌・身体と意(こころ)はどのように働くでしょうか。暗闇の中で一点の光明を発見したとき、心身の新生を覚えるに違いありません。お釈迦様は、明けの明星を見て悟りを開かれました。胎内めぐりによって心身のルネサンスを体験しましょう。

 

 

報道陣のカメラがたくさん!

目的地最寄りのバス停を降りて、お寺に着くまでの道中、多くの町並みのような景色が広がります。清水寺到着までにおいても、観光客を楽しませ、まったく飽きさせません。これぞ日本が世界に誇るおもてなしの心。

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随求堂に到着しましたが、撮影NGだったため下記転載します。

✱下記画像は公式サイトのものです(左が大随求菩薩、右が随求堂)

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〈開門直後にもかかわらず観光客で堂内は満員〉

  随求堂内では、すでにお坊さんによるお経が始まっていました。私が到着したのは9時5分です。開門が9時からなのに、お経に懸命に耳を傾ける一般の方々の姿が印象的でした。50人はいたと思います。私も、私と同じタイミングで来られた観光客も、立ってそのお経を拝聴しておりました。

 平日でもこのような状況ですから、土日に計画されている方は、心づもりされたほうがよいでしょう。

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 あとはテレビ・新聞局やラジオ局のスタッフ関係者が30人くらいです。今日からの御開帳のため、インタビューされてる観光客の方も数名いらっしゃいましたね。メディア関係者の方々は帰社してから速攻で、急ピッチで文字起こしと編集が始まるのでしょう。こりゃ、はてなブロガー代表の僕「書くザトウクジラ」も負けてらんない!なんつって。

 清水寺開門直後、報道陣とお客さんで超満員だった、その様子だけでも今回の御開帳のすさまじさを改めて物語っています。やはり歴史的出来事なのです。公開されたのが222年ぶりということは、ヒトの人生に換算すれば三人分ですものね。

 

大随求菩薩の公開期間

期間: 3月2日(金)~18日(日)、10月5日(金)~15日(月)
拝観時間: 午前9時~午後4時 ※3月9日~18日の東山花灯路期間中は午後6時~午後9時(受付終了)
拝観料: 100円(随求堂胎内めぐりを含みます)

「西国三十三所草創1300年記念」について詳しくは公式サイトをご覧ください。

 

清水寺までのアクセスは下記を参照ください。お住まいが京都市外と京都市内の方。どちらのお客様へ向けても、行き方がそれぞれ記載されています。

交通 | 音羽山 清水寺

 

最後に

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私のような20代の若輩者がつかうと、どうしても安っぽく聞こえるのですが、私が率直に感じたことなのであえて言葉にします。

❝「大随求菩薩」は時空を超えた存在。その神々しい姿を見た者は、思わずひざまずき、両手を合わせて拝みたくなるのだ ❞

初めての感覚でした。呼吸が苦しくなるくらい。人生観が変わるような、私にとってかけがえのない経験をさせていただきました。是非また拝観したいと強く願いますが、その思いは未来の「ひ孫」に託すしかなさそうです。