書くザトウクジラ

寄り道こそ、王道。

紫陽花の隠れ名所!霊験あらたかな京都善峯寺へご招待

 

 

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2018年6月9日のこと。

朝から晴天にめぐまれ、山々から垂れこめる空気冴えわたる中で、梅雨の代名詞を堪能することができた。
山登りをするようにぐいぐい歩を進めていくと、その場所は現れた。

 

まずは当寺の歴史から。冒頭少ーし長くなります。所感については中盤からお伝えします。

 

 

善峯寺(よしみねでら)の歴史

※手元の公式パンフレットより

 当山は平安中期の長元2年(1029年)源算上人により開かれる。源算上人は比叡山横川の恵心僧都(源信)に師事して、47歳で当山に入り、小堂に御自作の千手観音を本尊として奉安される。長元7年年(1034)後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められ、「良峯寺」の寺号が下賜される。

 長久3年(1042)後朱雀天皇勅命により、洛東鷲尾寺の仁弘法師御作千手観音を当山に遷して本尊とし、先の観音像を脇本尊とされる。建久3年(1192)後鳥羽天皇より現在の「善峯寺」の宸額が下賜される。また白河天皇や後花園伽藍寄進整備がなされ、後嵯峨天皇や後深草天皇など皇室の御崇敬をうけた。

 現在の当山は、西国三十三所観音信仰、遊龍の松、桜・あじさい・秋明菊・紅葉など季節の彩り、京都市内の眺望が特徴である。また所有地36万坪、境内地3万坪、多くの堂塔伽藍ならびに数百点にのぼる貴重な什物を受継いでいる。

 

腰痛神経痛への霊験 

 源算上人御作である合掌姿の石仏釈迦如来は釈迦岳(当山観音堂の南嶺)頂上の小堂に祀られるが、多くの争乱でお堂は焼失し、雨風を受けてお座りになり信仰されてきた。明治に入り、釈迦如来より遷座の夢告を当時住職が受けて、明治11年釈迦堂の地にお遷りになった。

 釈迦如来はお遷りになった時に玉の汗をおかきになられたので、その汗を布でお拭いした。そして、その布を体の病気の所や痛む所に当てると、不思議なことにすぐ病や痛みが癒えた。そこから、五体安穏や腰痛神経痛など"当病悉除に "霊験あらたかなお釈迦さま" として評判が広まり、現在も多くの信仰を集めている。

 

到着までの道のり

阪急東向日駅からバスに揺られ30分ほどで現地へ到着。いきなりバス停で善峯寺の全貌図を発見。よし全制覇や!と息巻いてましたが、体力と相談したところ、全部は回りきれませんでした(笑)

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その横に親切心の塊のようなもの!あじさいはなんと1万本が7月中旬までお出迎えしてくれるようです。但しこれは目安です。この看板もかなり年季が入っております。観光の計画を立てられる前に、Twitter等で最新情報を得ておくと確実かなと思います。

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バス停から見えている赤色の橋を渡れば、山へたどり着けます。その山に善峯寺が霊験あらたかに建てられているのです。

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善峯寺までをつなぐ橋だから「善峯橋」

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マイナスイオンが目に見えるようです。都会の喧騒を離れてからすう森の空気はたまりません。

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ついにご対面。まず開門の組み木の複雑さにあっけにとられました。ちょっとやそっとじゃ崩れなさそうな頑丈な造り。今まで何度もお寺を巡ってきた筆者ですが、間違いなくその上位に入るインパクト感。

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角度を変えて山々をバックにパシャリ。空・山・寺の神々しい三重奏です

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10000本の紫陽花セレクション 

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ふだん道端で何気なく目にする紫陽花とはひと味違います。こんなに高所で咲いたものは初めてです。町並みと山並みが一望できるバックは贅沢すぎます。

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 陰と光のある梅雨の名花はいつもと違った表情を見せてくれます。

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 接写すると花びらの形がよく分かります。やはり紫陽花と「ムラサキ」が示すようにこの色合いが一番ステキかな

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いかがでしたか?

少しでもこの癒やしで梅雨のジメジメを吹き飛ばせられたなら幸いです。

次の項では善峯寺につたわる、有名なお守りにまつわる話をご紹介します。 

 

 

伝説の"おちないお守り"とは?

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 平成7年1月の阪神淡路大震災時、阪神高速高架でバスの前輪が落ちながらも、奇跡的にバスは宙吊りの状態で乗客は助かり、その運転手が当山釈迦如来のお守りを奉持していたことから、入試合格や交通安全など「おちないお守り」として評判になった。

 これまでの「当病悉除」と別願である「息災安穏」を釈迦如来に願う信徒増加と運転手の奇跡に伴い、現在はお守りを「当病悉除」と「息災安穏」の2種に願意を分けて授与している。

 

インフォメーション

※手元の公式パンフレットより

平成30年 開館日
〔春期〕4月1日〜15日、4.5.6月の土日祝日
〔秋期〕10.11月の土日祝日・11月10日〜12月2日

平成31年 開館日
〔春期〕4月1日〜14日、4.5.6月の土日祝日
〔秋期〕10.11月の土日祝日・11月9日〜12月1日

 

入山案内
入山時間 午前8時〜午後4時45分(午後5時閉門)
入山料 大人500円 高校生300円 小・中学生200円

駐車料
山門前駐車場 普通車500円
※バスの駐車料は以下公式サイトをご参照ください。

交通・アクセス | 交通・拝観のご案内 | 京都・西山 西国第二十番札所 善峯寺

 

住所 〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町1372
電話 075-331-0020

 

交通案内

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〈車〉
京都縦貫道 大原野I.Cより約15分
京都縦貫道 沓掛I.Cより約20分
京都縦貫道 長岡京I.Cより約25分

〈バス〉
JR向日町駅・阪急東向日駅より
阪急バス66善峯寺行に乗車約30分 350円
善峯寺バス停下車徒歩約8分

〈タクシー〉
JR向日町駅・阪急東向日駅・阪急長岡天神駅より約20分 約2,000円 

 

また行きたい

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善峯寺へ続くまでのプチ登山のような道のり。こちらも大変なリフレッシュ効果をもたらしてくれました。

紫陽花や紅葉といった季節ごとの名花だけでなく、大自然に感謝したくなった時でも、ぜひ足を踏み入れたくなる神聖な土地ですね。

 

〈おまけ〉 

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たくさんの山に囲まれ町並みを一望できるロケーション

四季折々の表情を見せる善峯寺

日本人が古来より信仰してきた八百万の神

目に見えるものすべてに祈らずにはいられない

日本人の原点という言葉が頭をよぎる