書くザトウクジラ

寄り道こそ、王道。

地下1階、地下2階と呼称することの異常さについて

 

 

1階、2階と進むにつれ、地上から離れていく。このことは誰もが周知の事実であろう。そしてこの法則は、地下に近づいていくときも当てはまる。地下1階、2階とは徐々に地下(最深部)に近づいていくという意味である。だがこれは、この周知の既成事実、つまり結果に基づいて練り上げられた強引な理論にすぎない。既成事実をゼロから疑うためには一度真っ白な頭で考える必要がある。

 

まずは、真実をそのままの目で見つめてみる。徐々に矛盾点がみえてくるはずだ。地上から天空に向かって1階2階と数えていくのは、疑いようもない自然なことなのだが、地上を境に下方向に進むにつれて地下1階、地下2階と数えるのは何故なのか。地下1階よりも深いところにあるのに、地下2階とはどういうことなのだろうか。地上とはまったく逆の進み方なのである。

 

そして我々はいつこの事実に気づき、いつ認識したのだろうか。少なくとも大人になったときではない。もっと早い時機であるはずだ。時刻の読み方を勉強したときだろうか。温度計の温度の読み方を勉強したときだろうか。後者の場合が適切であるように思う。0℃を境に−1℃、−2℃と読めるからである。この法則は、地下1階 地下2階の法則と共通した読み方である。

 

だが果たして、温度計の読み方を学習している際に地下階層の読み方までもわざわざ学習したのだろうか。いやそれは無い。はっきりと断言できる。そもそも、そんな限りなく日常のちょっとした便利知識程度の内容が、文科省認定の教科書に記載されているとは到底思えない。

 

再考する。ここに、地下階を含め全部で6階建ての建物があるとしよう。何も常識にとらわれず、最下部から素直に数えていく。そうすると地下1階、地下2階、地下3階、そして地上の1階、2階、3階と続いていくのではないか。こちらの駆け上がり方のほうが自然ではないだろうか。

 

だが実際は、地下3階、2階、1階、1階、2階、3階となり、こちらが正しい読み方とされている。

 

この認識を全ての人間に等しく自然に習得できるとも到底思えない。もはやこれは数学界のマイナスの概念の領域なのだろうか。

 

→     

−3 −2 −1 0 1 2 3

 

マイナスから始まれば数字は上記のように変化していく。マイナスなど中学生頃から初めて習得し始める概念である。となれば、未習熟の小学生に地下3階に行くよう依頼しても、辿り着けないということになる。それもちょっと考えにくい。

 

ただこれ以上、地下階の呼称の謎について思考を巡らせていっても、ますます堂々巡りになるのは目にみえている。

 

今思い出したのが、そういえば英語表記においても、

B3F B2F B1F 1F 2F 3F なのであった。

日本と海外でも違いはないらしい。やはり世界共通の認識ということか。

 

いや、確固たる真実についてはもう理解したから、我々人類がいつの間に地下階についてのこのような認識を自然と備えるようになったのか。そこがただただ激しく知りたいのである。全人類にとっての共通の定義などますます想像に難い。もしかするとそれは、世界における、開けてはならないパンドラの箱なのかもしれない。

 

ちなみに私はブログを一週間も休むことはない。

 

つまり、

もしそうなったときは察してほしい。

 

世界の真実を知ってしまった者の末路を