書くザトウクジラ

寄り道こそ、王道。

ある銭湯でのできごと。

 


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日頃の気疲れ、肉疲れを癒やしにきょうもワンコインで入れる地上の楽園にやってきました。ゴローニャウィル・スミスのせいで、心なしか人が少なく感じました。いつもの番頭のメガネをかけた優しいおばあちゃんに軽く会釈をし、自然な動作で楽園に足を踏み入れました。

 

このレトロな蒸気の匂いと独特の雰囲気に、平成生まれの僕の眉間もビンビンです。シャンプーとボディソープをいちいち分けて洗うのがこんなに待ち遠しく思えるのは、ここがきっと銭湯だからですね。

 

さて、第一湯。透明な煮立つ湯。うむ人類の原点だ。

 

つづく、第二湯。きょうはちょっと冒険してみた露天風呂。緑のバスクリンなのがまたいい。

 

第三湯。ここの名物、ブルーベリー風呂。ほんのり果実、ひきしまったパープルレッド。たまんにゃい。

 

そして、ここからが本編。少人数での脱衣所での会話。

 

 

歯の抜けたおじいさん「ほんま、最近の日本どうかしてふは!」 忠実に再現しております。悪意はあります。

 

歯のある中年男性「あー コロナの買い占めですかね?」

 

はほふへはほひいはん「せやねん! 近所どの店に行ってもトイレットペーパーが無いねんやー」

「俺、思わず店員に聞いてみたってん。どないなっとんねんこれは!? 泥棒でも入ったんかいなッ!」

 

 

こんなおじさんがまだいっぱいこの国に居るならまだまだ日本は安泰だな、なぜかそう思えたふしぎーなジワる出来事でした。

 

おしまい。